こんにちは!あーやです😺!
みなさん、猫ちゃんの耳掃除ってどうしていますか?
実は私、ずっと
あーややった方が清潔で良いんじゃない?
と思い込んでいて、何の疑問も持たずに定期的に耳掃除をしていたんです。
でも、ある日その“善意”が思わぬトラブルを引き起こしてしまいました😱。
今回は、そんな私の失敗談を通して
「猫の耳掃除って本当に必要なの?」
というテーマについてお話ししていきたいと思っております。
それでは早速やっていきましょう!
ペットショップで教わった「耳掃除」
我が家にスコティッシュフォールドのミケちゃんをお迎えしたのは、今からちょうど3ヶ月前のことです。
ふわふわの毛並みと、ちょこんと折れた丸い耳がとっても可愛くて、まさにひと目惚れ。
初めての猫との暮らしに、ワクワクしながら毎日を過ごし始めました。
お迎えの際、ペットショップの店員さんからこんなアドバイスを受けました。



この子は折れ耳なので、耳の中が蒸れやすくて耳垢がたまりやすいんです。
定期的に耳掃除をしてあげてくださいね。
綿棒で耳の奥まで入れても大丈夫です👌
その場で耳掃除の方法も軽く教えてもらい、実際にお手本として片耳を掃除してもらったのですが…
その瞬間、私の中で何かが「カチッ」とスイッチが入ったように感じました。
綿棒の先には黒っぽい耳垢がたっぷり。
それを見て、



うわっ、こんなに汚れてるの!?
ちゃんと掃除しないと!😱
とすっかり不安になってしまったんです。
それ以来、私はミケちゃんの耳掃除を“日課”のように続けるようになりました。
ほぼ毎日、綿棒を使って左右の耳を1本ずつ丁寧にお掃除。
ミケちゃんがちょっと嫌がるそぶりを見せても、
「これも健康管理の一環だし」
と思って続けていました。
でも、その“正しいと思い込んでいたケア”が、実はミケちゃんの身体に負担をかけていたなんて――。
当時の私は、まったく気づいていなかったんです。
耳をかくようになったミケちゃん
ところが、お迎えから2ヶ月ほど経った頃から、ミケちゃんの様子に少しずつ変化が現れはじめました。
リラックスしているときでも、突然耳をかく仕草をしたり、頭をブルブルと振ったりするようになってきました。
最初は、
「ちょっと痒いのかな?」
くらいに思っていたのですが、だんだんとその頻度が増えてきて、不安になった私は思い切って動物病院へ連れて行くことにしました。
診察の結果、獣医さんから告げられたのは――まさかの
「外耳炎」。
と言われ、ショックを受けました。
さらに追い打ちをかけるように、獣医さんからこんなアドバイスが。



耳の中が炎症を起こしています。
かなり赤く腫れていて、かゆみや違和感が強かったはずですよ。
……えっ? 掃除しなくていいの?
あんなに一生懸命、毎日欠かさずやっていたのに?
あれが原因だったなんて――。
ミケちゃんの耳の状態を守るつもりでやっていたことが、結果的に彼女を苦しめてしまっていたなんて、自己嫌悪でいっぱいになりました。
猫の耳はL字型でとってもデリケート
獣医さんのお話では、猫の耳の中は人間のようにまっすぐではなく、L字型の構造になっているそうです。
そのため、私たちが綿棒で“見えている範囲”を掃除しているつもりでも、実は見えない奥のほうに耳垢を押し込んでしまっていたり、敏感な耳の中を傷つけてしまったりする可能性があるとのこと。
「これはやりすぎちゃダメなやつだ……」
と反省せずにはいられませんでした。
さらに、当初は折れ耳だったミケちゃんも、成長とともに少しずつ立ち耳に変化。
猫の耳って、成長や個体差でもけっこう変わると思いました。
それなのに私は、最初に聞いた
“折れ耳=耳垢がたまりやすい”
という知識をそのまま信じ続けて、必要以上に掃除をしてしまっていました。
獣医さんの言葉、
「猫の耳掃除は基本的に不要。もし必要だと感じたら、自己判断せず病院で診てもらうのが安心です。」
が心に残りました。
外耳炎の治療は長引く
診察のあと、処方されたのは犬用の外耳炎用の点耳薬でした。



えっ、猫用じゃないの!?
と驚いて尋ねたところ、獣医さんからは、



実は、猫専用の外耳炎治療薬はまだ少ないんです。
なので、安全性が確認されている犬用の薬を代用することが多いんですよ
とのこと。
耳の構造が複雑で、しかもとても繊細な猫にとって、外耳炎は一度かかると完治までに時間がかかるそうです。
ミケちゃんもすぐには良くならず、症状の波がありながら、現在も週に1回のペースで通院と投薬を続けています。
点耳薬をさすたびに少し嫌がるミケちゃんを見ると、胸がチクッと痛みます。
「もっと早く正しい知識を知っていれば…」
「最初からお医者さんに相談していれば…」
と後悔する気持ちは正直、今も消えません。
でも獣医さんに、「時間はかかっても、ちゃんと治療すれば良くなりますよ」と言っていただけたので、今は焦らず、ミケちゃんのペースに寄り添いながら、ゆっくり治していこうと思っています。
飼い主の無知は猫に負担をかける
今回の経験を通して、私は痛感しました。
「人から聞いたことを、なんの疑問もなく鵜呑みにしてはいけない」――と思いました。
あのとき、ペットショップの店員さんの言葉を信じきって、何の根拠もなく“毎日の耳掃除”を始めてしまった私。
その無知と思い込みが、結果的にミケちゃんの身体に負担をかけ、つらい思いをさせてしまいました。
猫の健康を守るためには、「誰かが言っていたから」ではなく、自分で調べ、学び、必要に応じてプロに相談することが本当に大切なんだと、心から思います。
実際、YouTubeでも有名なブリーダー・澤部さんが
「猫の耳掃除は基本的に不要です」
と解説されていました。
ちゃんとした情報は、探せばちゃんとあるんですよね。
でもそれに気づくのが遅かった私は、ようやく今になって理解できました。
これからは、耳掃除が本当に必要なときは、自己判断せず、動物病院で診てもらいながら安全にケアをしていこうと思います。
まとめ
命を守るために、正しい知識を
今回の件で私が学んだことは、どれも飼い主として忘れてはいけない大切なことばかりでした。
- 綿棒での耳掃除は、逆効果になることもある
- 一度外耳炎になると、治療は長引く可能性が高い
- 猫の耳は、基本的に掃除をしなくても大丈夫
- 「誰かの言葉」より、「信頼できる情報源」で学ぶことが大事
こうした知識を知っていたら、ミケちゃんを外耳炎にさせずに済んだかもしれません。
だからこそ、これから猫と暮らす方や、今すでに猫と過ごしている飼い主さんたちには、私の失敗をぜひ知っておいてほしいと思います。
愛する猫の健康と命を守るためには、可愛がるだけじゃありません。
「正しい知識を持つこと」
こそが、何よりの愛情であり、飼い主の責任なんだと、今回の経験を通して強く感じました。
この動画では、ブリーダーの澤部さんが耳掃除について丁寧に解説されています。
正しいケアを知るための第一歩として、ぜひ見てみてくださいね。
今回、私が参考にしたYouTube動画はこちらです:⇩
令和7年10月初旬!!ミケちゃんの耳は良くなりました〜〜!!😀
1ヶ月以上毎週病院へ通うのは大変でした。
でも良くなって良かったです。









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